実は私、昨年(2017年)秋から人生2度目の大学生生活を送っています。治療院は普通にやっています。通常の診療時間で予約も普通に受付けています。

大学と言っても、放送大学といいテレビやネットで動画を見つつ、自分でテキストを読んで勉強するスタイルなので、多くの大学とはだいぶ違いますね。

昨年(2017)後期に、数学2科目を試しに受講してみて、良い感触だったので4月からバリバリ6科目を受講登録しました。今やや苦しいので、科目を欲張りすぎたかもしれません。

なぜ、わざわざ放送大学で勉強を始めたかというと、鍼灸師の専門学校だけでは勉強が不十分だったと感じるようになったからです。特に、このウェブサイトで書いているような、生殖医療を受けている患者さん方への治療を多くしていると、非常に難しい専門書を開くこともありますが、分からない内容が沢山出てくるんです。生殖医療は本当に最先端の科学なので、専門学校レベルの知識ではまったく理解できません。

理系出身(工学部)なので、少しは自然科学の理解力を持っているつもりですが、医学の基礎になる化学系や生物系には弱く、大学でも勉強したはずの数学も、医学で必要な統計を理解するにはまったく足りないことが分かり、放送大学での勉強をはじめました。

そう言えば「ユーキャンみたいな?」と聞かれました。結構違いますよ!!笑

放送大学に決める前に色々検討しました。まず、今回はちゃんと学校で勉強したいとおもって、専門的な本を読めばどの分野でもある程度勉強できますが、自習ではその解釈の正しさが微妙です。学校で単位を取ればきちんと正しく理解している確実性は証明できます。

それで、仕事を休んで勉強するような余裕は無いので、仕事と並行しながらの勉強となると、通信講座を開設している学校になります。選択肢には通信講座の鍼灸大学、通信講座の鍼灸大学院もあります。しかし、どちらの場合も、自然科学分野の基礎科目が不十分だと感じて、せめて教養レベル(日常語で言う教養でなく、大学初年度で勉強する専門分野以外の科目のことですよ)でも基礎的な自然科学は学んでおこうということで、放送大学を選びました。通信講座の大学院はいずれ行くべきと考えていますが、まずは基礎をしっかり学ぶべきと判断しました。

2018年度前期の科目は、線形代数学、入門微分積分、初歩からの物理、初歩からの科学、初歩からの生物、身近な統計を勉強しています。「初歩から」がついている科目は、すべて高校の復習かと思っていたんですが、結構大学導入レベルまで踏み込んでいるような感じがありつつ、踏み込んでいる割には少ない文言で説明しようとしているので、予想外に苦しいところもあります。